CASE 介護・福祉施設

「 厨房チーフさんが、よく事務所に来てくれます。

だから意見を伝えやすい。

しかも、すぐ反映してくれる。

私たちの想いを実現してくれる心強い存在です」

和食に丼物、麺類と、
ホームによって異なる食の好み。
9施設全てオリジナル献立を展開。

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アズハイム文京白山

介護付有料老人ホーム
東京都文京区白山4-36-13
website

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首都圏を中心に幅広く、介護付有料老人ホーム「アズハイム」シリーズを展開している株式会社アズパートナーズさま。ホームによって、和食や丼物、麺類など、食の好みの傾向が異なるのだとか。

そこでイフスコヘルスケアと相談しながら、ホームごとにオリジナル献立を作成。ご入居者の皆さまから喜ばれています。

都心ならではの便利さと、古き良き時代の風情。二つの魅力をあわせ持つ「アズハイム文京白山」さまでの取り組みを中心に、シニア事業部 マネージャー兼統括グループ グループ長 伊藤晃政さまに話を伺いました。

毎月、ホームごとに献立を作成

「LOHAS食」など独自メニューも

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株式会社アズパートナーズ
シニア事業部
マネージャー兼統括グループ
グループ長 伊藤 晃政 様

アズパートナーズさまでは現在、9施設の食事サービスをイフスコヘルスケアに委託しておられます。献立は共通ではなく、それぞれ異なるのですね。

ホームによって、好みの傾向があるんです。例えば、丼物が好きな方が多いホームもあれば、麺類が人気のホームもあります。かと思えば文京白山のように、和食を好む方が多いホームもあります。
もちろん運営方針はどのホームも共通です。ただ「いいものを出したい」というのが当社のコンセプトなんです。だからイフスコヘルスケアさんに協力していただき、皆さまの好みに極力近づける形でメニュー展開できているのは、とてもありがたいです。

ホームごとのオーダーメイドなのですね。献立表を拝見すると「LOHAS食」の日があります。これは文京白山オリジナルなのでしょうか?

文京白山のみの限定メニューです。イフスコヘルスケアさんと相談して始めた取り組みなんですが、とても好評ですね。
例えば、玄米を使った料理を出すと「昔を思い出して懐かしい気分になる」と結構喜ばれます。新鮮な野菜をたっぷり使ったサラダも出しますし、果物に関してもなるべく缶詰を使わず、生の果物を召し上がっていただき、旬を楽しんでいただいています。
文京白山では郷土料理にも力を入れていて、ご入居者の皆さま楽しみにされていますね。

いつもと違ったメニューが出てくると、暮らしに弾みがつきそうです。変化があると、皆さま食事が待ち遠しいのでは?

変化ということについては、ご家族さまからも驚かれます。ホームの食事というと、「魚ばかりが出る、肉は出ない」というイメージをお持ちの方も多いんです。ところがイフスコヘルスケアさんの献立は、全くそんなことはない。魚も出るし肉も出る、すごく変化に富んでいます。だから、食事付き内覧会で昼食を召し上がったご家族の皆さま、すごくビックリされますね。
味についても、いわゆる薄味ではないんです。「味がしっかりしている」と、ご家族さまからも高評価をいただいています。

献立は、どのように決めるのでしょうか?

当社のホーム長とイフスコヘルスケアさんの厨房チーフ、両者が打ち合わせをして方向性を決めています。お互いのこだわりを重視しながら、いいコラボレーションができていると感じています。
チーフの方、事務所によく来てくださるんです。「お客さまの声はありますか?」「ホームとしてのご意見はありますか?」と、積極的に会話しに来られる。だから私たちも意見を言いやすいし、何より心強いですね。そして実際に意見を伝えると、翌月には献立ががらりと変わっていることも多く、対応のはやさもうれしいです。

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「お寿司を食べられるなんて!」

おもてなしの心が喜びを生む

イベント食にも力を入れておられると聞きました。昨年始まった「おもてなしグルメランチ」について教えてください。

月に一度、ホームごとに趣向を凝らして用意する特別なランチです。例えば文京白山はお寿司が好きな方が多いので、お寿司のときは大変喜ばれました。ネタの種類が多く、ボリュームもたっぷり、しかもイフスコヘルスケアさんは盛り付けでも特別感を出してくれるので、満足度も高かったですね。
ご入居者の方から「ホームにいながら、大好きなお寿司を食べられるなんて想像もしていなかった」という喜びの声をいただき、私たちも励みになりました。

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ちなみに、おもてなしグルメランチを始めたきっかけは、何だったのでしょうか?

コロナ禍がきっかけです。これまでは皆さま、日々イフスコヘルスケアさんの食事を楽しみ、時にはご家族との外食や面会時の差し入れなどで、普段とは違った食も楽しんでおられました。ところがコロナ禍によって、面会も外出も制限を余儀なくされた。そこで、非日常の楽しみを味わっていただきたいと考えて始めました。
おもてなしグルメランチの企画も、各ホーム長とイフスコヘルスケアさんの厨房チーフが毎月打ち合わせをして、一緒につくり上げています。

名前の通り、“おもてなし”の心を感じます

各ホームが心を込め、工夫を凝らして考えるメニューなので、まさにおもてなしです。見た目が豪華だったり、テーマがユニークだったり。「和食御膳」といった正統派の食事もあれば、「横浜中華街に行くぞ!」といった、遊び心を感じる食事もあります。
力作ぞろいなので、全ホームの中で入賞を決める、年一回の「おもてなしグルメランチコンテスト」も始めました。文京白山は、イフスコヘルスケアさんの厨房チーフが強いこだわりを持って頑張ってくれているんです。そのおかげで、第1回コンテストで栄えある3位に入賞しました。

どういった点が高い評価につながったのでしょうか?

まるで料亭で出てくるような盛り付けなんです。色彩が美しく立体感があり、あしらいにもセンスを感じます。私自身はあいにく写真で見ただけなのですが、食べていないことが残念。写真を見ているだけで思わず食べたくなるような料理でした。
ちなみにイベント食に関しては、おもてなしグルメランチだけではなく、解体ショーにそば打ち、バイキングなど、今はコロナ禍で難しいですが、色々なことをしてきましたね。

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さまざまな試みをすることで、ご入居者の皆さまの暮らしが豊かになりそうです。とはいえ、時には失敗もあるのでしょうか?

文京白山の事例ではないのですが、以前行ったカレーバイキングは、あまり好評ではなかったですね。色々なカレーを楽しんでいただきたくて、一般的なカレーに加え、キーマカレーやグリーンカレーなども用意したんです。でも高齢者の方にとってグリーンカレーはなじみがなく、口に合わない方も多かったようで……。

でも、何事もやってみなくては分からない、そういった試行錯誤をするからこそ、思わぬ楽しさとも出会えそうです。

イフスコヘルスケアさんは、本当に多種多様なチャレンジをしてくれます。カレーバイキングでは、ナンも用意したんです。もちろん「え、ごはんじゃないの?」と戸惑う方もおられました。でも一方で、「最近のカレーは、こういう食べ方をするのね」と、新たな発見を喜んでくださる方もおられました。
ご入居者の皆さまにとって食事は大きな楽しみです。これからもイフスコヘルスケアさんと力を合わせて、色々チャレンジしたいなと思っています。

「できません」は言わない

どんなときも“お客さま第一”

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アズパートナーズさまにとって、イフスコヘルスケアが頼りになると感じるのは、特にどういった点でしょうか?

当社の想いをくみ取り、寄り添って動いてくれるところです。イフスコヘルスケアさんは、私たちがやりたいと思うことを実現してくれるんです。
時には「これは難しいリクエストなのでは?」と思いながらお願いすることもあります。でもイフスコヘルスケアさんは、決して「できません」「無理です」と否定しません。お客さまを第一に考えて、実現に向けて全力を尽くしてくれるんです。

「お客さま第一」は、どのようなときに実感しますか?

例えば、嗜好に合わせた個別対応をしてくれるときです。皆さま好みが違いますから、魚がダメ、肉が食べられないといったように、苦手な食材があるケースもあります。そういった場合も細やかに配慮いただけるので助かっています。
肉が苦手な方には魚料理を出すわけですが、焼いたり煮たり、味つけも多彩だったりと、同じ食材でもアレンジで変化をつけてくれます。魚の種類に関しても、可能な限りバリエーション豊かにしてくれて、ありがたいです。

個別対応メニューを食べられたご本人の反応はいかがですか?
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とてもうれしそうにされますね。ちなみに苦手な食材がある方に対しては、厨房チーフさんが必要に応じて部屋に出向き、ヒアリングしてくださるんです。
ご本人にとっては、苦手な食材がある中で丁寧に話を聞いてもらえることがうれしいし、さらに希望が献立に反映されるわけです。自分専用の献立を特別につくってくれたと、とても喜んでくださいますね。

いい関係を結びながら、食事を提供しているのですね。

イフスコヘルスケアのスタッフさんは、仕事ぶりも丁寧ですし、皆さんとても感じがいいんです。いつも笑顔ですし、挨拶も気持ちいい。当社のスタッフとも仲が良くて、談笑している姿もよく見かけます。とてもいい関係性で仕事ができているなと感じています。

両者の関係が良いと、結果的にご入居者の皆さまへのサービスがどんどん向上していきそうです。

どのような場面でもお客さま第一を軸にしてくれるので、運営する立場としてはすごくやりやすいし、限られた条件の中で最大限のパフォーマンスを発揮していただいていることも伝わってきます。
イフスコヘルスケアさんは、厨房チーフさんを中心に、厨房のチームがよくまとまっているんです。ご入居者の皆さまのため、そしてアズパートナーズのために、本当によくやっていただいていると実感していますし、これからも期待しています。

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本日は貴重なお話の数々、誠にありがとうございました。

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